【利回り20.8%】メキシコペソのスワップポイント生活で稼ぐ極意を伝授

「メキシコペソのスワップポイントだけでホントに生活できるの？」

「月30万円スワップポイントで稼ぐにはいくら必要？」

「メキシコペソのスワップポイントで生活費を稼ぐ方法を詳しく教えて！」

これらの疑問や不安を解決できます。

結論をお伝えすると、メキシコペソのスワップポイントだけで生活費を全て稼ぐのは現実的に困難です。

この記事では、メキシコペソ/円のスワップ運用で、目標とする収入に必要な資金から運用のコツまで分かりやすく解説しています。

スワップ収入で、生活費の一部をまかなう現実的なステップも紹介しています。

【結論】メキシコペソのスワップだけで生活費を稼ぐより副収入狙いが現実的

メキシコペソのスワップポイントは高水準で魅力的ですが、副収入狙いで運用するのが現実的です。

生活費を稼ぐためには、大きな元手が必要であり、含み損のリスクが常につきまとうからです。

目標収益別に必要資金と現実をシミュレーション

メキシコペソのスワップ運用で得られる収益は、目標額に応じて必要資金やリスクが大きく変わります。

シミュレーションは、以下の条件で計算しました。

• メキシコペソ/円の為替レート8.0円
• 1日にもらえるスワップポイントは1万通貨あたり20円

【目標スワップポイント別シミュレーション】

目標収益	レバレッジ 1倍	レバレッジ 3倍	レバレッジ 5倍
1万円	133万3,333円	44万4,444円	26万6,667円
3万円	400万円	133万3,333円	80万円
10万円	1,333万3,333円	444万4,444円	266万6,667円
20万円	2,666万6,667円	888万8,889円	533万3,333円
30万円	4,000万円	1,333万3,333円	800万円

お小遣いで月1万～3万円：副収入に最適

月1〜3万円のスワップ収入なら、現実的に達成可能です。

必要な資金は、レバレッジ5倍でおよそ26万円〜80万円前後で、メキシコペソの高スワップを活かせば、堅実な副収入が見込めます。

たとえば、GMOクリック証券でメキシコペソ/円を20万通貨保有すれば、毎日400円（2025年9月26日時点）のスワップ収益が期待できます。

まずは月1万円を目標に、スワップ運用を副収入として活用しましょう。

生活費の一部で月10万円：実現ラインと資金負担

スワップ収入で月10万円を目指すには、レバレッジ5倍で266万6,667円の資金が必要です。

保有するポジション量も多くなるため、資金負担以外に為替変動のリスクも大きくなります。

たとえば、GMOクリック証券で166万7,000通貨を保有すれば、毎日3,334円スワップがもらえ、月に10万円の収入を達成できます。

資金効率は良いですが、保有する通貨が増えるほど、為替の変動による損失リスクは見逃せません。

フルタイム並みの月20〜30万円：現実的に難しい理由

スワップ収入で月20〜30万円となると、レバレッジ5倍で資金は最低でも533万円〜800万円必要となり、現実的にはかなりハードルが高くなります。

また、スワップポイントは変動するため、今よりももらえるスワップが少なくなると、さらに資金が必要になる可能性があります。

たとえば、月に30万円を狙うには、500万通貨のメキシコペソ/円が必要です。

為替変動リスクを最小限に抑えるためには、5万通貨くらいを目安に下落したタイミングで分割購入する必要があります。

収入にかかる税金20.315%に要注意

スワップポイントで得た収入には、20.315％の税金がかかります。

スワップポイントも課税対象なので、目標収益を狙うには税金分も稼ぐ必要があります。

【実質手取りで目標金額を目指す場合の最低資金】

目標収益	税引前の 収益	レバレッジ 5倍で必要な資金
10万円	13万1,000円	349万3,333円
20万円	26万1,000円	696万6,000円
30万円	39万1,000円	1,042万6,000円

たとえば、手取りで月10万円のスワップ収入を狙う場合、必要な資金は349万3,333円となります。

【3分でポイントを理解】メキシコペソのスワップ運用

メキシコペソのスワップ運用を始める前に、基本的なポイントを押さえておくと、安心して長期運用に取り組めます。

スワップポイントはメキシコと日本の金利差で発生するお金

メキシコペソ/円のスワップポイントは、メキシコペソと日本の金利差から発生するお金です。

金利の高いメキシコペソを買い、金利の低い円を売ると、差額分が利益として受け取れます。

たとえば、メキシコペソ/円を買いポジションで保有すれば、プラススワップとして毎日利益が積み上がります。

しかし、売りポジションだとマイナススワップを毎日支払う必要があり、全体の利益を圧迫する要因となります。

マイナススワップに注意！損するケース

マイナススワップとは、高金利通貨を売って低金利通貨を買うポジションを保有する時、金利差に応じて毎日支払う必要があるコストのことです。

メキシコペソ/円では、メキシコの金利が高いため、売りポジションを持つと、マイナススワップが発生します。

たとえば、メキシコペソ/円は価格の上下変動があるため、売りポジションでも為替差益を狙える通貨ペアです。

しかし、売りポジションで為替差益を狙うと、毎日発生するマイナススワップが利益を圧迫してしまいます。

スワップポイントは毎日、早朝に付与される

スワップポイントは、ポジションを翌日に持ち越す「ロールオーバー」のタイミングで毎日付与されます。

FX会社ごとに反映タイミングは異なりますが、基本的には日本時間の早朝に自動で計算・反映されます。

たとえば、土日や祝日にもらえるスワップポイントは、特定の曜日にまとめて付与される場合があります。

もらえるタイミングはFX会社によって違いますが、水曜日に3日分付与されるパターンが多いです。

メキシコペソのスワップポイントだけで生活できない4つの理由

メキシコペソのスワップポイントは魅力的ですが、スワップ収入で生活費を稼ぐのは現実的ではありません。

為替下落でスワップ収益が吹き飛ぶ

スワップ運用でコツコツ利益が貯まっても、為替レートの下落で一瞬にして利益が吹き飛びます。

メキシコペソ/円は、値動きが激しい通貨なので、短期間で大きく下落するのも珍しくありません。

たとえば、メキシコペソを10万通貨保有し、毎日200円のスワップポイントを貰えるとします。

しかし、メキシコペソ/円が0.01円下落すれば、1,000円の含み損が発生しスワップ収益は吹き飛びます。

金利引き下げで収入減少

スワップポイントは固定ではなく、金利で変動するため収入が減少する可能性があります。

メキシコと日本の政策金利の差によって、スワップポイントは決まるため、今よりも金利差が小さくなるとスワップポイントも減ってしまいます。

政策金利は、経済状況に応じて定期的に見直されているため、スワップポイントも変動する可能性があります。

もらえるスワップポイントが増えるのは良いですが、減ると利益が減ってしまいます。

無理な運用をするとロスカット

スワップポイントをたくさんもらうために無理な運用をすると、ロスカットされてしまう危険性が高くなります。

運用資金の最大までポジションを持つと、メキシコペソ/円が少し下落しただけで証拠金維持率がロスカットの基準に達してしまうからです。

たとえば、10万円の資金でメキシコペソ/円を運用する場合、5万円分保有すると含み損に5万円まで耐えられます。

しかし、10万円で運用すると、メキシコペソ/円が下落して含み損が発生した時点で証拠金が足りなくなり、追加で証拠金が必要になります。

メキシコの政治・経済リスク

メキシコは新興国であり、政治や経済の不安定要素が為替に直結します。

突発的な出来事で通貨価値が急落すれば、スワップ収入どころではなくなります。

たとえば、2025年4月にはアメリカの対メキシコ関税導入の動きや政策金利の利下げに伴い、メキシコペソ/円は一時7円を割り込みました。

メキシコの政治や経済のリスクを考慮すると、生活費を全てスワップに頼るのは非常に危険です。

【超優秀】副収入としてメキシコペソスワップ運用

副収入として生活費やお小遣いの足しにするなら、メキシコペソ/円のスワップ運用は、おすすめの方法です。

トルコリラ/円よりも下落リスクを抑えて、安定したスワップ収入が狙えるからです。

月1万円〜3万円を稼ぐ

月1万円〜3万円をメキシコペソ/円のスワップ運用で稼ぐのは、比較的安全に取り組めます。

メキシコペソ/円は為替レートが比較的安価なので、レバレッジを上手に使えば少ない資金でも利益を狙えるからです。

【スワップ運用で月1万〜3万円を狙うために必要な資金】

目標収益	レバレッジ 1倍	レバレッジ 3倍	レバレッジ 5倍
1万円	133万3,333円	44万4,444円	26万6,666円
2万円	266万6,666円	88万8,888円	53万3,333円
3万円	400万円	133万3,333円	80万円

少額で始められる投資の第一歩

メキシコペソ/円のスワップ運用で最大のメリットは、少額からでも始められる点です。

【スワップ運用に必要な資金の目安】

取引量	レバレッジ 1倍	レバレッジ 3倍	レバレッジ 5倍	1か月あたりの 利益
1000通貨	8,000円	2,667円	1,600円	60円
1万通貨	8万円	2万6,667円	1万6,000円	600円
3万通貨	24万円	8万円	4万8,000円	1,800円
5万通貨	40万円	13万3,334円	8万円	3,000円

多くのFX会社の最低取引単位は1000通貨ですが、1通貨から取引できる松井証券を使うと、もっと少ない資金でお試し運用ができます。

メキシコペソのスワップ運用がおすすめな人3選

メキシコペソのスワップ運用は、すべての人に向いているわけではありませんが、副収入を狙うには有力な選択肢になります。

毎月1〜3万円の副収入があれば、塾代に使えたり、お小遣いの足しにしたりもできます。

余剰資金での運用であれば、急激な為替変動で含み損が出ても生活が破綻するような事態にもなりません。

【失敗回避】メキシコペソでスワップ運用をする時のコツ5選

メキシコペソ/円は高いスワップを狙える一方で、運用を間違えると損失につながります。

ここでは、初心者でも安心して取り組める5つのコツを紹介します。

少額から始める

初心者は、まず少額からスタートするのが鉄則です。

大きな金額で始めると、想定外の為替変動で一気に損失が膨らむ可能性があるからです。

たとえば、松井証券なら1通貨から取引可能なので、100円あればスワップ運用がお試しできます。

一括ではなく分割して購入

メキシコペソ/円は、一度にまとめて購入せず、分割で買うのが重要です。

下落したタイミングで分割購入すれば、保有するメキシコペソ/円の平均価格が下がり、為替変動リスクを抑えられます。

【メキシコペソ/円を5万通貨買った時の比較】

購入回数	購入方法	平均価格
1回	5万通貨 × 8.0円	8.0円
2回	2.5万通貨 × 8.0円 2.5万通貨 × 7.9円	7.95円
5回	1万通貨 × 8.0円 1万通貨 × 7.95円 1万通貨 × 7.90円 1万通貨 × 7.85円 1万通貨 × 7.80円	7.90円

たとえば、5万通貨を1回と1万通貨を下落したタイミングで5回に分けて購入した時、平均価格の差は0.1円です。

たった0.1円に見えますが、メキシコペソ/円のスワップ運用する通貨量が大きく、100万通貨運用していると、10万円の差額になります。

損切りラインを決めておく

メキシコペソのスワップ運用では、事前に損切りラインを決めておくのは重要です。

スワップポイントを貰っているから大丈夫と安易に考えていると、想定外の含み損を抱える可能性があるからです。

たとえば、メキシコペソ/円の相場の見通しをチェックしておき、ここまで下がったら売却とルールを決めておけば、判断に迷いません。

為替差益が出たら一部利確

メキシコペソ/円では、スワップだけでなく、為替差益が出たときは一部を利確するのがおすすめです。

一部利確して元本を回収しておけば、相場が下落してもゆとりを持って運用できます。

たとえば、1万通貨運用していて為替差益が1,000円出たら、半分だけ利確して残りでスワップを積み上げます。

いったん、全部利確して再度買い直してもOKです。

スワップポイントの変動をチェック

メキシコペソ/円のスワップポイントは、固定ではなく、金利政策の変更などで変動します。

定期的に現在のスワップポイントを確認し、運用方針の見直しをしましょう。

メキシコ/円のスワップポイントを定期的に見直し、大幅に減少していればスワップ運用の方針を早めに検討できます。

【FX会社別】メキシコペソのスワップポイント比較

メキシコペソ/円のスワップ運用を成功させるには、スワップポイントが高いFX会社を選ぶのがとても重要です。

【国内の主要FX会社のスワップポイントの比較】

たとえば、GMO外貨とアイネット証券で1万通貨を1年間保有した時、スワップ収益の差は4,745円にもなります。

スワップポイントの高いFX会社を選ぶと、より効率的にスワップ収益を積み重ねられます。

メキシコペソのスワップ運用におすすめのFX会社3選

安定して利益を出すには、スワップポイントが高く、取引コストが安くて使いやすいFX会社を選ぶのが大切です。

ここでは特におすすめの3社を厳選して紹介します。

【5STEP】メキシコペソで安全なスワップ運用の始め方

メキシコペソ/円でスワップ運用を安全に始められるように、具体的な始め方を5つのステップで分かりやすく解説します。

メキシコペソでスワップ運用をする時の注意点

メキシコペソのスワップ運用を安全に続けるために、押さえておきたい注意点を紹介します。

長期保有を基本とする

スワップ運用は長期保有を前提として、コツコツと収益を積み重ねていく運用が基本です。

短期的な為替の変動に惑わされると、感情的な行動を取ってしまい損失につながるからです。

たとえば、メキシコペソ/円はボラティリティが大きいため、変動に合わせて取引していると取引回数が増えます。

取引する通貨量も比較的多いため、取引コストがかさむと、スワップ収益を圧迫してしまいます。

放ったらかしにはできない

スワップ運用は放置して良いわけではなく、定期的なチェックが必要です。

為替レートやスワップポイントは日々変動するため、状況を見極めて調整する必要があります。

たとえば、経済指標の発表などで下落した時は、資金に余裕があれば買い増しチャンスです。

しかし、放ったらかしにしていると、買い増しするチャンスを逃すだけでなく、証拠金不足からロスカットの危険性が高くなります。

メキシコペソ/円に影響する情報を定期的にチェック

メキシコペソ/円は、政治や経済のニュースで大きく変動する新興国通貨です。

最新情報を確認しておけば、不意の下落に備えたり、売買の判断をしたりできます。

たとえば、米国がメキシコとの貿易で関税を上げると、貿易摩擦に伴いメキシコペソ/円は下落する可能性があります。

また、日本の政策金利が上がると金利差が小さくなり、もらえるスワップポイントも減る可能性が高いです。

裁量取引に自信や時間がない人は「自動売買」も選択肢としてアリ

メキシコペソのスワップ運用をしたいけれど、相場を見る時間がない、取引判断に自信がない人には、自動売買が選択肢としてあります。

たとえば、チャートを見る時間がない人でも自動売買を使えば、あらかじめ設定したとおりにシステムが取引してくれます。

【利益率20.8%】メキシコペソを自動売買でやってみた結果

松井証券の自動売買で、2025年4月からメキシコペソ/円を運用しています。

2025年4月から2025年9月の6か月間、資金10万円で運用した収益は20,833円で、利益率は20.8%でした。

【10万円でメキシコペソ/円の運用結果】

	収益
4月	5,688円
5月	7,503円
6月	1,204円
7月	2,790円
8月	1,246円
9月	2,402円

実際に運用している設定は、スワップ収益と為替差益を狙うため、買いポジションのみとしています。

FX自動売買について詳しく解説した記事はこちら

まとめ 少額から始めてメキシコペソで堅実な副収入を目指そう

メキシコペソ/円のスワップ運用は、生活費をまるっと稼ぐには高いハードルがありますが、月1〜3万円の副収入であれば現実的に狙えます。

まずは少額から始めて、為替リスクやスワップ変動に対応できる運用スタイルを身につけましょう。

最後にこの記事のおさらいです。

メキシコペソ/円のスワップ運用は、正しい知識と準備があれば、手堅い副収入源になり得ます。

特に初心者は、1通貨から始められる松井証券を使えば、少ない資金で実践経験が積めますよ。

＼裁量取引も自動売買も1通貨からOK！／

メキシコペソのスワップポイントに関するよくあるQ&A

メキシコペソ/円のスワップポイントで、生活費を全部稼ぐのは可能ですか？

運用する資金量や為替変動リスクなどを考えると、現実的ではありません。

>>メキシコペソ/円で生活費を稼ぐのが難しい理由について詳しく見る

メキシコペソ/円のスワップ運用をする時に1番重要なコツは何ですか？

スワップ運用で重要なコツは、少額から始めて分割で購入することです。

>>メキシコペソ/円のスワップ運用のコツについて詳しく見る

メキシコペソ/円を1万通貨保有した場合のスワップポイントはいくらですか？

GMOクリック証券でメキシコペソ/円を1万通貨保有すると、2025年10月2日時点で1日あたり17円もらえます。

>>主要なFX会社のスワップポイントについて詳しく見る