【必見！】豪ドル/円でスワップ収益はいくら？分散投資が成功のカギ

「豪ドル/円はスワップポイントってどれくらい貰えるの？」

「なぜ、豪ドル/円はスワップ運用で人気なの？」

「豪ドル/円のスワップ運用で稼ぎたいから詳しく教えて！」

これらの悩みが解決できます。

実は、豪ドル/円は値動きが比較的安定していて、スワップポイントも高水準でスワップ運用にぴったりな通貨ペアです。

この記事では、豪ドル/円でスワップ収益を狙うために、スワップの仕組みと運用の具体的なコツまで詳しく解説します。

豪ドル/円のスワップ運用で自動売買を使った分散運用の失敗例も公開していますので、落とし穴を回避してコツコツ収益を狙ってくださいね。

いくら貰える？豪ドル/円のスワップポイントの利回り

豪ドル/円をスワップ運用した時の年間利回りは、11.30%です（2025年4月10日時点）

ここでは、資金を10万円、20万円、50万円とした場合に得られるスワップ収益を確認してみましょう。

【資金別スワップ運用の収益】

	10万円	20万円	50万円
取引通貨量	3,500通貨	7,000通貨	1万7,600通貨
1日あたりのスワップ	31円	62円	156円
1か月あたりのスワップ	930円	1,860円	4,680円
1年あたりのスワップ	1万1,315円	2万2,630円	5万6,940円

たとえば、10万円の資金で運用した場合、1年間でもらえるスワップは1万1,315円です。

同じ条件で50万円を運用すれば、年間のスワップ収益は5万6,940円になります。

ただし、スワップポイントはFX会社によって異なり、オーストラリアと日本の金利差によっても変動します。

【徹底比較】主要FX会社12社の豪ドル/円スワップポイント一覧

高いスワップポイントを提供する FX会社選びが、利益を最大化するためには欠かせません。

しかし、FX会社によって貰えるスワップが異なるため、しっかりと比較検討する必要があります。

【主要FX会社の豪ドル/円スワップポイント一覧】

	スワップポイント	1年あたりのスワップ
	78	28,470円
	89	32,485円
	65	23,725円
	93	33,945円
	91	33,215円
	65	23,725円
	93	33,945円
	105	38,325円
	40	14,600円
	90	32,850円
	65	23,725円
	90	32,850円

たとえば、マネースクエアとFXTFでは1日あたりのスワップが65円違うため、年間で2万3,725円の差になります。

スワップポイントとは

スワップポイントとは、2つの通貨間の金利差から生じる損益です。

FXで通貨ペアを保有している間に、毎日受け取ったり、支払ったりします。

基本的な仕組み

スワップポイントとは、異なる金利の通貨を売買すると発生する「金利差による調整金」です。

金利が高い国の通貨を買い、金利が低い国の通貨を売るポジションを持っていると、基本的に金利差を受け取れます。

たとえば、豪ドル/円を買うのは、金利の高い豪ドルを買って、金利の低い日本円を売る取引です。

この取引により通貨間の金利差が発生し、スワップポイントを受け取れます。

貰えるスワップポイントの計算方法

貰えるスワップポイントの水準は、FX会社ごとに異なります。

FX会社は各国の政策金利や市場動向を踏まえて、通貨ペアごとにスワップポイントを決めています。

スワップは1日ごとに計算され、多くのFX会社では土日は3日分まとめて水曜日に付与されるなどのルールがあります。

松井証券のスワップポイントのシミュレーションはこちら

スワップ運用のメリットとデメリット

スワップ運用には、魅力的なメリットもあれば、注意すべきデメリットも存在します。

金利差によってコツコツと利益を積み上げやすい一方で、FXの性質上、為替変動によるリスクは避けられません。

メリット	デメリット
保有しているとスワップポイントがもらえる 長期運用に向いていて手間がかからない 高金利通貨なら利回りが大きい スワップポイントの高いFX会社を選べる	為替変動でスワップ以上の損が出る可能性がある スワップポイントを支払うケースもある 高金利通貨は値動きが激しくリスクが高い スワップポイントは政策金利で変動する レバレッジをかけ過ぎるとロスカットの危険性あり

たとえば、スワップはプラスでも為替相場が下落してしまうと、含み損がスワップの利益を打ち消してしまいます。

また、政策金利の利下げでスワップ自体が下がる場合もあるため、定期的な見直しが必要です。

豪ドル/円のスワップ運用が人気な理由

豪ドル/円はスワップ運用において、かつてほどの注目度は薄れたものの、先進国通貨の中では今なお人気のある運用先です。

貰えるスワップポイントが比較的大きい

豪ドル/円は、トルコリラやメキシコペソほどではありませんが、スワップポイントが比較的大きい通貨ペアの1つです。

オーストラリアの政策金利は日本より高いため、2つの国の金利差が大きくなっているからです。

【主な高金利通貨のスワップポイント比較表】

	豪ドル/円	米ドル/円	トルコリラ/円	メキシコペソ/円	南アランド/円
スワップ ポイント	89	164	45	22	19
証拠金 10万円の 運用利回り	9.80%	11.60%	124.40%	32.40%	25.10%

たとえば、GMOクリック証券では1万通貨保有すると1日あたり89円のスワップポイントがもらえます。

米ドル/円のスワップポイントは164円と高いですが、証拠金10万円あたりの利回りは米ドル/円11.6%、豪ドル/円9.80%です。

比較的安定した先進国通貨

オーストラリアは資源大国であり、安定した先進国としても知られています。

政治や経済の混乱が少なく、新興国の高金利通貨と比べて、為替の急落リスクが小さい点も魅力です。

たとえば、オーストラリアは鉄鉱石や石炭などの天然資源に恵まれており、法律や政治制度が整った安定した民主主義国家です。

高金利の新興国通貨に見られる、急激なインフレや政情不安による通貨価値の急落といったリスクは、相対的に低いと考えられます。

通貨ペアの情報が入手しやすい

豪ドル/円は取引量が多く、情報も豊富なため、初心者でも運用判断しやすいメリットがあります。

なぜなら、主要通貨ペアとして扱われており、為替ニュースやアナリストの分析などが日常的に発信されているからです。

たとえば、外為どっとコムの「マネ育チャンネル」では、豪ドル/円の見通しなどの最新情報が定期的に発信されています。

専門家による分かりやすい解説が多く、初心者でも投資判断に必要な情報をスムーズに集められるのが特徴です。

トレンド相場になりやすい特性

豪ドル/円は、トレンド相場になりやすい特性があります。

なぜなら、世界経済の動向や資源価格の変動に影響を受けやすい特徴があるからです。

たとえば、世界的なリスクオン局面では買われやすく、リスクオフ局面では売られやすい特徴が見られます。

このため、移動平均線などのテクニカル分析で相場の方向性を見極め、大きなトレンドに乗れると、短期間で利益を積み上げも期待できます。

【損失回避】豪ドルのスワップ運用の注意点

豪ドル/円のスワップ運用は、コツコツと利益を積み上げやすいですが、損失の危険性もあります。

スワップ運用の利益が吹き飛ぶ

スワップ運用で最も注意すべきなのは、為替レートの大きな変動です。

たとえ毎日スワップポイントを受け取っていても、為替が大きく動いて含み損が出れば、スワップ収益は簡単に吹き飛んでしまいます。

たとえば、豪ドル/円を95円の時に1万通貨買った場合、毎日100円のスワップポイントがもらえるとします。

しかし、翌日に豪ドル/円が94円に値下がりすると、為替差損で1万円の含み損が発生します。

スワップポイントは変動する

スワップポイントは毎日同じではなく、日によって変動します。

これは、FX会社が各国の金利や為替市場の状況に応じて、スワップポイントを日々調整しているためです。

たとえば、オーストラリア準備銀行が政策金利を引き下げると、日本との金利差が縮まり、スワップポイントは減少します。

さらに、金利差が逆転してしまうとマイナススワップとなり、スワップの支払いが生じる場合もあります。

レバレッジをかけ過ぎるとロスカットの危険性が高い

レバレッジをかけ過ぎるとロスカットの危険性が高くなります。

少ない資金で大きな利益を狙えるのがレバレッジの魅力ですが、相場の変動による含み損も大きくなります。

【資金10万円】レバレッジ別の損失額の違い

レバレッジ	取引できる通貨量	1.0円の変動による損失
1倍	1,100通貨	1,100円
3倍	3,300通貨	3,300円
5倍	5,500通貨	5,500円
10倍	1万1,000通貨	1万1,000円
25倍	2万7,000通貨	2万7,000円

たとえば、レバレッジ10倍で10万円をスワップ運用すると、豪ドル/円が90円から89円に値下がりしただけで、1万1,000円の含み損になります。

豪ドル/円は比較的値動きが大きく、1週間で数円変動する場合もあるため、レバレッジをかけ過ぎるとロスカットの危険性が高くなります。

FX会社によって貰えるスワップポイントが違う

同じ豪ドル/円を運用していても、FX会社によって貰えるスワップポイントは違います。

これは、スワップポイントがFX会社ごとに独自に設定されており、単純に金利差だけで決まるわけではないからです。

たとえば、マネースクエアでは1日あたり105円のスワップポイントが貰えますが、FXTFでは40円しかもらえません。

1万通貨を1年間保有した場合、スワップ収益は2万3,725円の差になります。

資金が少ないと儲けが出づらい

スワップポイントは保有している通貨量に応じて受け取れるため、資金が少ないと収益も小さくなります。

運用する証拠金を10万円、20万円、50万円とした時に、貰えるスワップ収益は次の通りです。

【資金別スワップ運用の収益】

	10万円	20万円	50万円
取引通貨量	3,500通貨	7,000通貨	1万7,600通貨
1日あたりのスワップ	31円	62円	156円
1か月あたりのスワップ	930円	1,860円	4,680円
1年あたりのスワップ	1万1,315円	2万2,630円	5万6,940円

たとえば、10万円の資金で豪ドル/円をスワップ運用しても、1か月でもらえるスワップは930円です。

また、無理に証拠金を増やしても、豪ドル/円が下落すれば含み損が膨らみ、スワップで得た利益が相殺されてしまう可能性があります。

スワップ運用が向いている人・向いていない人の特徴

豪ドル/円のスワップ運用は、全ての人に向いているとは限らず、向き・不向きがあります。

スワップ運用に向いている人・向いていない人の特徴は次の通りです。

向いている人の特徴	向いていない人の特徴
コツコツ利益を積み上げたい人 長期でじっくり資産を増やしたい人 急な値動きにあまり動じない人 ある程度まとまった資金を準備できる人 通貨や経済ニュースをチェックできる人	短期間で大きな利益を狙いたい人 為替の値動きに不安を感じやすい人 余裕資金が少ない人 通貨や経済の知識にまったく関心がない人

たとえば、含み損が出ても慌てず、長期目線で運用できる人であれば、スワップ収益を効率よく積み上げられます。

しかし、豪ドル/円が下落し始めた時に慌てて売ってしまう人や、不安で保有を続けられない人には、スワップ運用はあまり向いていません。

【高スワップ】豪ドル投資におすすめのFX会社3選

スワップ運用を始めるなら、スワップポイントが高くて安定しているFX会社を選ぶのが重要です。

簡単3STEP！豪ドル/円でスワップ運用の始め方

豪ドル/円のスワップ運用は、初心者でも簡単に始められる投資方法です。

たった3つのステップで、高金利の豪ドル/円からスワップポイントを毎日もらえます。

豪ドル/円のスワップ運用で利益を狙うコツ

スワップ運用で利益を狙うにはいくつかの重要なポイントがあります。

ここでは、特に初心者が意識しておきたい豪ドル/円で利益を狙う4つのコツを紹介します。

少額から始める

豪ドル/円のスワップ運用を始める時は、まずは少額からスタートするのがおすすめです。

なぜなら、豪ドル/円は値動きが比較的大きく、思わぬ下落でいきなり大きな含み損を抱える危険性があるからです。

たとえば、松井証券なら1通貨から取引できるため、豪ドル/円をレバレッジなしで100円あればスワップ運用を始められます。

万が一、豪ドル/円が急落してロスカットされたとしても、お小遣いでやり直しができます。

＼1通貨で豪ドル/円取引をスタート！／

分割して購入する

スワップ運用では、一度にまとめて買うのではなく、タイミングをずらして分割購入するのがおすすめです。

為替レートは常に変動しているので、高値で一括購入してしまうと、下落したときに含み損が大きくなります。

【豪ドル/円を5万通貨買った時の比較】

購入回数	購入単位		平均購入価格
1回	5万通貨 × 90.0円		90.0円
2回	2.5万通貨 × 90.0円 2.5万通貨 × 89.0円		89.5円
5回	1万通貨 × 90.0円 1万通貨 × 89.0円 1万通貨 × 88.0円 1万通貨 × 87.0円 1万通貨 × 86.0円		88.0円

このように、1度にまとめて買うのではなく、価格が下がったタイミングで少しずつ買うのが効果的です。

たとえば、5回に分けて購入すれば、平均購入価格を抑えられます。

買いで為替差益も狙う

豪ドル/円では、為替差益も狙うのが収益性を高める重要なコツです。

スワップ目的であっても、購入時の価格や購入後の値動きを無視せず、為替差益の可能性も追求しましょう。

たとえば、豪ドル/円が85円の時に1万通貨買いで保有します。

スワップ運用では1日100円程度しか利益がないですが、豪ドル/円が90円の時に売却すれば、5万円の差益になり次の運用資金に回せます。

複数の通貨ペアで分散する

スワップ運用では、豪ドル/円だけにしぼらず、複数の通貨ペアに分散するのが損失リスクを抑えるポイントです。

複数の通貨ペアと組み合わせて運用すれば、1つの通貨が大きく下がっても、他の通貨でカバーできる分散効果が期待できます。

たとえば、投資割合を豪ドル/円は50%、メキシコペソ/円に30%、トルコリラ/円に20%ずつに分散させます。

分散しておくと、豪ドル/円が予想以上に下落してもほかの通貨の利益でカバーでき、全体の損失を抑えられます。

複数の通貨ペアを管理するなら自動売買がおすすめ

豪ドル/円を中心に複数の高スワップ通貨を運用する場合、自動売買ツールの活用が効果的です。

特に忙しい人や初心者にとって自動化は、損失リスクの管理と効率化の強い味方になります。

自動売買で管理するメリット

自動売買を導入すると、複数の通貨ペアを効率的に管理できます。

24時間休まずにポジションを監視し、あらかじめ設定したルールに従って自動で取引してくれるのが最大の強みです。

これらのように、自動売買を活用すれば、複数の通貨ペアを同時に運用する際の心強いサポートになります。

また、含み損で感情的になってしまう人や取引に時間をかけたくない人にとっても非常に便利な方法です。

FX自動売買のメリットに関する詳細記事はこちら

おすすめの通貨ペア

自動売買でスワップ運用をするなら、スワップポイントが高く、値動きが安定している豪ドル/円がおすすめです。

【自動売買のおすすめ度】

通貨ペア	おすすめ度	特徴
豪ドル/円		値動きは比較的安定
トルコリラ/円		値動きが非常に激しく、下落傾向が強い
メキシコペソ/円		新興国通貨の中では安定している
南アランド/円		政治・経済リスクが大きい

豪ドル/円は、長期で見ればレンジで推移しているため、自動売買と相性が良いです。

しかし、トルコリラ/円やメキシコペソ/円、南アランド/円は、下落相場を狙って手動で少しずつ分散投資するほうが含み損のリスクを抑えられます。

分散投資に活用する場合の注意点

自動売買はとても便利ですが、設定や運用方法を誤ると、思わぬ損失を招く場合もあります。

特にスワップ運用の分散投資に活用する場合は、いくつか注意しておきたいポイントがあります。

たとえば、通貨ペアの選び方や設定が正しくても、相場が急落すれば想定外の含み損を抱える場合があります。

自動売買はあくまで設定どおりにしか取引できないので、定期的に見直すのが大切です。

【失敗談】豪ドル/円のスワップ運用やってみた結果

実際に、豪ドル/円・メキシコペソ/円・南アランド/円を自動売買で運用した結果です。

しかし、米国の関税政策の影響で、メキシコペソ/円と南アランド/円は大きな含み損を抱え、最終的に運用を停止しました。

松井証券は1通貨から取引できるので、豪ドル/円は20通貨から始めて、コツコツ運用を継続しています。

しかし、南アランド/円は運用停止後も含み損が大きくなり、分割決済で2万4,560円の損切りしました。

松井証券の評判について詳しく解説した記事はこちら

まとめ まずは少額からスワップ運用を経験するのが成功のカギ

豪ドル/円は比較的安定した先進国通貨で、スワップポイントが高めなのが魅力です。

保有しているだけでスワップポイントを受け取れるため、初心者でも取り組みやすいですが、損失リスクもあるので注意が必要です。

最後にこの記事のまとめです。

準備できる資金が少なくても、1通貨から取引できる松井証券なら、お小遣いの範囲内でスワップ運用に挑戦できます。

正しい知識と分散を効かせて運用を始めれば、毎日のスワップでお小遣いアップが狙えますよ！

＼スワップ運用でお小遣いアップに挑戦！／

豪ドルのスワップ運用に関するよくあるQ&A

豪ドル/円のスワップポイントって、どれくらいの利回りになるの？

2025年4月10日時点で、豪ドル/円のスワップ運用による年間利回りは11.30%です。

>>豪ドル/円のスワップポイントの利回りについて詳しく見る

スワップポイントってFX会社によって違いますか？

FX会社によってスワップポイントは大きく異なります。

たとえば、豪ドル/円を1万通貨保有時の年間スワップ収益では、FXTFの1万4,600円に対して、マネースクエアは3万8,325円と、2万3,725円の差になります。

>>主要FX会社のスワップポイント一覧について詳しく見る

豪ドル/円のスワップ運用で注意する点はありますか？

豪ドル/円のスワップ運用は、相場の変動が比較的大きいため、相場の下落でスワップ収益が吹き飛ぶ場合があります。

>>豪ドル/NZドルのスワップ運用の注意点について詳しく見る

初心者がスワップ運用を始めるのにおすすめのFX会社はありますか？

初心者には1通貨から取引できる「松井証券」がおすすめです。自動売買もできるので複数通貨の分散投資にも手間がかかりません。

>>複数通貨を自動売買で管理するメリットについて詳しく見る