「現実的にFX自動売買だけで生活ってできる?」
「FX自動売買で生活するにはいくら必要?」
「できればFX自動売買だけで生活したいから、実現できる方法を詳しく教えて!」
これらの悩みが解決できます。
結論からお伝えすると、FX自動売買だけで安定した生活をするのは現実的にかなりハードルが高いです。

いきなりFX自動売買で生活しようと挑戦するのは無謀です。
まずは、少額から試してFX自動売買があなたに合っているのか見極めるのが大切なんですよ。
この記事では、実際の収益データをもとにリアルな必要資金シミュレーションで「生活できるか?」を徹底検証しました。
「FX自動売買で生活するぞ!」という想いで大損しないために、ロードマップを活用し、安定した収益を狙ってみてくださいね!



大損するリスクを避けながら、安全かつ着実に自動売買の経験と資産を積み上げましょう!
FX自動売買で生活するのは本当に可能なのか?


FXの自動売買で生活するのは理論上は可能ですが、現実的にかなり難しいのが実情です。
現実的に厳しい主な理由は、次の3つです。
- 十分な運用資金が必要になる
- 相場の変動に対応できる専門的な知識や経験が求められる
- 自動売買で安定した利益が出るとは限らない
これまで安定して利益が出ていた設定でも、相場環境が変われば急に通用しなくなる場合があります。
また、自動売買は一度設定して終わりではなく、相場に応じて見直しや調整が必要です。



生活資金をすべて賄うには、資金力だけでなく、柔軟な戦略とシステムを管理する力も必要です。
実際に自動売買でどれくらい稼げるのか実績を見てみましょう!
2024年FX自動売買をやってみた収益データを公開


実際にFX自動売買を運用した結果、2024年は年利15.5%の収益を出せました。
ただし、毎月安定した利益が出ていたわけではありません。
【この章で分かること】
- 年間利回りの詳細
- 最高月利



これらの数字を見ると、自動売買の現実的なパフォーマンスが確認できますよ!
年間利回りは15.5%
2024年に運用したFX自動売買の年間利回りは、15.5%でした。


【2024年FX自動売買の結果】
- 使用した自動売買ツール
- 松井証券のリピート注文
- 運用資金
- 10万円
- 運用期間
- 2024年1月〜12月の1年間
- 運用した通貨ペア
- 豪ドル/NZドル
- 1年間の利益
- 1万5,515円
たとえば、100万円の元本で運用した場合、1年間で15万5,150円を狙えます。
しかし、相場は常に変動しているので、2025年も同じような利回りが狙えるかどうかは分かりません。



毎月安定した利益を自動売買で狙うのがどれだけ難しいか、次に解説しますね。
最高月利は5.26%


2024年の最高月利は8月で5.26%となり、この月は5,260円の利益でした。
ただし、年間を通じて毎月の収益が安定していたわけではありません。
【2024年毎月の収益データ】
取引月 | 収益 | 取引月 | 収益 |
---|---|---|---|
1月 | 748円 | 7月 | 1,140円 |
2月 | 2,349円 | 8月 | 5,260円 |
3月 | 594円 | 9月 | 1,083円 |
4月 | 376円 | 10月 | 373円 |
5月 | 2,055円 | 11月 | 719円 |
6月 | 465円 | 12月 | 350円 |
2024年1月〜12月の詳細データ






1か月あたりの収益は、373円から5,260円までと大きくばらつきがありました。
このように収益が安定していない状況では、FXの自動売買だけで生活費をまかなうのは難しいです。



実際にFXの自動売買で生活していくには、どれくらいの資金が必要になの?



次に、生活するための目標収益をシミュレーションしましょう。
【いくら必要?】FX自動売買で生活するための目標収益シミュレーション


FX自動売買で生活するには、まず具体的な目標収益額を明確にする必要があります。
ただ「生活できるくらい」と曖昧な目標では、実際に必要な資金が把握できません。
- 必要な生活費の考え方
- 目標収益別の必要な資金



この2つの観点から、具体的な数字をシミュレーションしましょう。
必要な生活費の考え方
FX自動売買で生活を成り立たせるには、毎月の固定費と最低限の生活コストをしっかり把握する必要があります。
固定費とは
固定費とは、毎月必ず発生する支出で、生活に最低限必要なお金のベースになります。
FXの自動売買で生活を考える場合、固定費が「毎月いくら稼がなければならないか」を決める基準になります。
収入が不安定でも固定費は待ってくれないため、まずは固定費を把握するのが資金シミュレーションの出発点になります。
【人生の6大固定費】
- 住居費
- 家賃、住宅ローンなど
- 通信費
- スマホ、Wi-Fiなど
- 光熱費
- 電気、ガス、水道
- 保険料
- 医療保険、生命保険など
- 車関連費
- ローン、維持費、駐車場代など
- 税金
- 所得税、住民税、社会保険料など



毎月の固定費と最低限の生活コストとか言われても、毎月どれくらいかかっているのか分かんないよ…



総務省が行っている家計調査の最新データでは、総世帯の平均で毎月25万929円必要なんだよ。
【2024年毎月の生活費の平均】
世帯別 | 平均の生活費 |
---|---|
総世帯 | 25万929円 |
二人以上の世帯 | 30万243円 |
単身世帯 | 16万9,547円 |
日本で1人暮らしをする場合、毎月の生活費は平均16万9,547円です。
ただし、住む地域によって家賃などの固定費は大きく変わるため、実際には月20万円前後になるケースが一般的です。



毎月20万円も使ってるのか…
どうりで給料すぐなくなっちゃうわけだね…



キミは無駄遣いが多いんだと思うよ…
次は、1人暮らしの20万円を基準に目標収益のシミュレーションをしましょう。
目標収益別の必要な資金
FX自動売買で生活を目指すなら、月々の収益変動を考慮し、短期的な月利ではなく安定した年間の利回りで目標資金額を考えるのが重要です。
ここでは仮に、過去の実績例である年利15.5%で運用できた場合を想定し、目標とする月間収益を得るために必要な資金額を試算してみましょう
【目標収益別の必要な資金】
毎月の目標収益 | 年間の目標収益 | 必要な証拠金 |
---|---|---|
20万円 | 240万円 | 1,548万3,870円 |
30万円 | 360万円 | 2,322万5,806円 |
40万円 | 480万円 | 3,096万7,741円 |
たとえば、毎月20万円の生活費を稼ぎたい場合、年利15.5%で運用できたとすると1,548万3,870円の運用資金が必要になります。
ただし、これはあくまで年利15.5%という条件下での試算であり、実際に稼げるかどうかは分かりません。



うわー、結構な運用資金がいるんだね…。
しかも確実じゃないとなると、最初から自動売買だけで生活するのは難しそう…。



だから多くの人が、まずは副業として始めたり、少額で試したりするんだよ。
いきなり生活を賭けるのは大損リスクが高すぎるからね。
FX自動売買で大損する人に共通する「4つの行動パターン」


FX自動売買で大損する人には、実は共通した行動パターンが存在します。
- 少ない資金で高レバレッジをかけたムリな運用
- 絶対稼げるなど詐欺ツールに騙される
- 生活費を背負っているプレッシャーで冷静な判断ができない
- 相場急変など市場に関するリスクを考えていない



あなたに当てはまるものがないかチェックしてみましょう!
少ない資金で高レバレッジをかけたムリな運用
少ない資金で高レバレッジをかけるのは、FX自動売買で失敗する最も典型的なパターンです。
レバレッジとは
レバレッジとは、FX取引において「てこの原理」のように、少ない資金(証拠金)で大きな金額の取引を可能にする仕組みです。
国内FX会社の場合、レバレッジは最大25倍です。
たとえば、レバレッジが25倍の場合、1万円の証拠金で25万円分の取引ができます。
たとえ優れた自動売買システムでも、資金が少なすぎると含み損が大きくなりロスカットされてしまいます。
ロスカットとは
ロスカットとは、FX取引で一定の損失が発生した際に、FX会社が保有ポジションを強制的に決済する仕組みです。
急激な相場変動などにより、損失が預けた証拠金を超えて拡大するのを防ぐ「安全装置」として機能します。
ロスカットの基準は、証拠金維持率をもとに利用しているFX会社によって設定されています。
【少ない資金で高いレバレッジをかけるデメリット】
- わずかな相場変動でも証拠金維持率が急低下しやすい
- 予期せぬ値動きで強制ロスカットされるリスクが格段に高まる
- 少しの読み違いが致命的な損失につながりやすい
- 常にロスカットの恐怖に怯え、冷静な取引判断が難しくなる
- リカバリーが非常に困難になる
たとえば、米ドル/円が150円の時に、10万円の資金で1万通貨「買い」で保有した場合、相場が149円になると1万円の含み損が発生します。
強制ロスカット水準が証拠金維持率50%だとすると、相場が143円になった時に強制ロスカットされてしまいます。
レバレッジ上限の25倍に近い1万6,000通貨保有していれば、146.75円でロスカット基準となるため、ロスカットの危険性が高い取引です。



安全に運用するためにも、レバレッジは3倍〜5倍までに抑えて運用しましょう!
絶対稼げるなど詐欺ツールに騙される
「絶対に稼げる」「勝率100%」など、魅力的な謳い文句の詐欺ツールに騙されるのもよくある失敗パターンです。
詐欺ツールを購入してしまうと、高額なツール代金だけでなく、運用資金までも失ってしまう危険性が高くなります。
【詐欺ツール業者の手口】
- 儲からない自動売買ツールを高額で販売する
- SNSや広告で派手に儲かるとアピール
- 取引の実績や利益を改ざんしている
- 期間限定や特別価格で購入をあおる
- 出金や返金に対応してくれない
- ツールを購入すると連絡が取れなくなる
FXで、為替相場の未来を完璧に予測することは誰にもできず、そもそも投資の世界に「絶対」や「保証」は存在しません。



やっぱり簡単に稼げるわけないよね…



FX自動売買は詐欺ツールが多いから絶対に騙されちゃダメだよ!
次の記事で詳しく解説しているから、自動売買で稼ぎたいならぜひ一読してくださいね。


生活費を背負っているプレッシャーで冷静な判断ができない
生活費をFX自動売買で稼ごうとすると、心理的なプレッシャーで冷静な判断ができなくなります。
特に資金が少ない状態で始めると、損失を回復しようとさらに大きなリスクを取ってしまいがちです。
【プレッシャーが引き起こす冷静さを失う理由】
- 生活資金を失うことへの過度な恐怖心
- 「早く稼がなければ」という焦りによる判断の歪み
- 損失を取り返そうとムキになり、無謀な取引に走る
- 取引ルールよりも感情を優先した売買
- 「きっと戻るはず」と根拠なく信じ込み、損切りできない
FX自動売買で安定した利益を狙うためには、冷静な判断ができる心理的余裕が必要です。
生活がかかっている状態では、良い判断はできません。



自動売買に任せていても、生活がかかってると無理しちゃうよね…



FXをはじめ、投資は余剰資金でするのが失敗を避ける1番の方法だね!
相場急変など市場に関するリスクを考えていない
自動売買に任せきりで、相場急変など市場に関するリスクを考えていないと大損する危険性が高くなります。
なぜなら、自動売買ツールは、あくまで設定されたルールに基づいて動作しているに過ぎず、突発的な相場の急変動には対応できないからです。
【想定すべき市場変動】
- 各国の重要な経済指標の発表
- 政策金利の変更
- 中央銀行総裁の会見
- 戦争やテロなど地政学リスク
たとえば、重要な経済イベントのスケジュールを把握しておらず、経済指標の発表で相場が急変し、大きな損失を出してしまうケースはよくあります。
重要なイベントの前には一時的に自動売買の稼働を停止するなど、リスク管理策が重要になります。



生活費をFX自動売買だけで稼ぐのは、やっぱり難しいね…
頑張って地道に働くしかないか…



いきなり生活費を稼ぐのは大変だけど、諦めるのはまだ早いよ。
まずは副業レベルで自動売買を始めて、自分に合うか見極めるのも1つの方法だよ。
「生活」を目指すために賢くFX自動売買を活用するポイント


FX自動売買だけで生活を目指すためには、賢く活用するポイントがいくつかあります。
- 複数の通貨ペアへ分散投資で収益の安定化
- レンジ相場とトレンド相場を使い分けて収益を増やす
- システムに合った通貨ペアを選択する
- 一時的な含み損に慌てない
- 定期的に運用を見直す



これらのポイントをぜひ参考にして、焦らず、賢くFX自動売買と付き合っていきましょう。
複数の通貨ペアへ分散投資で収益の安定化
FX自動売買で生活するためには、1つの通貨ペアだけに依存せず、複数のペアに分散投資するのが不可欠です。
特定の通貨ペアだけに集中すると、急激な価格変動で大きな損失を被る可能性があるからです。
【複数の通貨ペアへ分散投資するメリット】
- 損失リスクを分散できる
- 収益チャンスが広がる
- 全体の損益が安定しやすくなる
たとえば、米ドル/円や豪ドル/円など円がクロス円の通貨ペアだけに投資していると、円が強くなると米ドル/円も豪ドル/円下落してしまいます。
しかし、豪ドル/NZドルのように値動きの異なる通貨ペアも組み合わせて運用すれば、クロス円の通貨ペアの下落をカバーしてくれます。



1つの通貨ペアやクロス円など同じ値動きをする通貨ペアに集中投資がいけないんだね!



複数の通貨ペアに分散投資をして収益を安定させましょう!
レンジ相場とトレンド相場を使い分けて収益を増やす
FX自動売買で最大の効果を得るには、市場の状況に応じて戦略を使い分けるのが重要です。
レンジ相場とトレンド相場を使い分けると、無駄な損失を減らし効率的に稼げます。
【レンジ相場とトレンド相場の使い分け】
- レンジ相場
- リピート型のシステムと相性が良い
- 分析時間がほとんどかからない
- 設定したルール通りにコツコツ利益を積み上げ
- 専門的な知識が不要
- トレンド相場
- 相場分析に時間が必要
- トレンドを追従するシステムが適している
- 設定が相場とマッチすると大きな利益が狙える
たとえば、レンジ相場で人気の豪ドル/NZドルは、相場分析に時間がほとんどかからず、忙しい人にぴったりの通貨ペアです。
しかし、米ドル/円や豪ドル/円などトレンドを形成しやすい通貨ペアは、トレンドを追従するシステムを選んだり、しっかり分析をしてトレンドを見極めたりが必要です。



相場によっても収益が出やすいかどうか変わってくるんだね。



システムと通貨ペアが合っていないとうまく利益は狙えないね…
通貨ペアとシステムについてもう少し深堀りしてみましょう。
システムに合った通貨ペアを選択する
自動売買システムに合った通貨ペアを選択しましょう。
なぜなら、自動売買システムには得意とする相場パターンがあり、通貨ペアがマッチしていないとせっかくの性能を活かしきれません。
【自動売買システムと得意な相場一覧】
自動売買の タイプ | 得意な相場 | 得意な通貨ペア | ||
---|---|---|---|---|
リピート型 | レンジ相場 | 豪ドル/NZドル NZドル/米ドル ユーロ/ポンド 米ドル/カナダドル | ||
選択型 | レンジ相場やトレンド相場 | 選択したシステムに合わせて選択 | ||
開発型 | レンジ相場やトレンド相場に合わせて開発 | 設定した相場に合わせて選択 |
たとえば、自動売買で人気の通貨ペアである豪ドル/NZドルは、レンジ相場を得意とするリピート型のシステムと相性がぴったりです。
その他にも相場の動きに合わせて追従するタイプの自動売買システムもあり、通貨ペアの特性に合わせて選択できます。



万能そうに見えるけど、あらかじめ設定したルール通りにしか動けないことを忘れちゃダメだよ!
一時的な含み損に慌てない
自動売買では一時的な含み損が発生しても、想定内の範囲であれば慌てずに見守るのが重要です。
優秀なシステムほど長期的には利益が出るように設計されているからです。
【一時的な含み損に慌てないポイント】
- 少額から始めれば含み損など値動きが分かる
- レバレッジを3倍以下ならロスカットされにくい
- 長期的な目線で運用する
たとえば、リピート型の自動売買では、価格がレンジ内を動く過程で、一時的に含み損となるポジションを持つのはごく普通に起こりえます。
自動売買システムの基本的な仕組みを理解し、許容できる範囲内の一時的な含み損であれば、冷静に状況を見守る姿勢が大切です。



含み損が続いていると損切りしちゃうところだったよ…



よくある失敗のパターンだね。
その他にも、自動売買の失敗について次の記事で解説しているから参考にしてね!
定期的に運用を見直す
FX自動売買は、定期的な運用の見直しや再調整が必要です。
為替相場は、経済情勢や金融政策など、様々な要因によって常に変化しているため、過去に有効だった自動売買の戦略や設定が、ずっと通用するとは限りません。
【定期的に見直すポイント】
- 証拠金は不足していないか
- システムと相場はマッチしているか
- 運用のパフォーマンス
- 相場に合わせてシステムを調整
たとえば、リピート型のシステムを使っている場合、通貨ペアによってはレンジ相場からトレンド相場に転換してしまう場合があります。
しかし、システムは相場の転換に対応できず含み損を抱えたままとなり、最悪ロスカットされてしまいます。



ボクは決められたルール通りにしか動けないから、時々見直してくれないと大損しちゃうかもよ…
自動売買で生活するのに向いている通貨ペア


FX自動売買で安定した収入を得るためには、適切な通貨ペア選びが重要です。
ボラティリティが高すぎると損失リスクが大きくなり、逆に低すぎると利益機会が少なくなります。
ボラティリティとは
ボラティリティとは、為替レートの変動の大きさを表す言葉です。
値動きが激しい通貨は「ボラティリティが高い」と言われ、短期間で大きく利益を狙える一方、損失のリスクも高くなります。
【自動売買で生活するのに向いている通貨ペア】
- レンジ相場が多い豪ドル/NZドル
- 値動きが安定している米ドル/円
- トレンドになりやすい豪ドル/円



それぞれの通貨ペアの特性を知って、利益を狙いましょう!
豪ドル/NZドル
豪ドル/NZドルは、2014年以降続くレンジ相場により、リピート型の自動売買システムと非常に相性が良い通貨ペアです。
オーストラリアとニュージーランドは、地理的にも経済的にも近い関係にあるため、価格が一定の範囲内で上下動を繰り返しやすいのが特徴です。





2014年頃〜2025年4月までレンジ相場で推移しているから、リピート注文と相性はピッタリなんだね!



ただし、レンジ相場がずっと続くかどうかは分からないから、定期的なチャートの見直しは必要だよ。
豪ドル/NZドルについては、次の記事で詳しく解説しているから参考にしてね!
米ドル/円
米ドル/円は、取引量が世界トップクラスで情報量も多く、自動売買を始めるうえで安心して選べる通貨ペアです。
トレンドが発生しやすい特徴もあり、トレンド追従型の自動売買との相性がぴったりです。


たとえば、外為オンラインのiサイクル2取引なら、米ドル/円のようなトレンド相場でも相場の流れを追いかけて利益を狙ってくれます。



トレンド相場を追いかけてくれるようなシステムもあるんだね!
自動売買に任せておけば、絶対に利益が狙えるんじゃないの?



絶対に利益が狙えるかどうかなんて誰も分からないよ…
自動売買システムは、設定されたルール通りにしか動かないから、定期的な見直しは必要だよ。
外為オンラインのiサイクル2取引について詳しく解説した記事はこちら
豪ドル/円
豪ドル/円は、為替レートの変動による為替差益と、スワップポイントの両方を狙える通貨ペアです。
資源国通貨である豪ドルの特性上、資源価格の影響を受けやすいため、トレンドフォロー型の自動売買戦略と相性が良いです。


たとえば、豪ドル/円は、1度トレンド相場になると、トレンド相場が続きやすい特徴があります。
スワップポイントが貰えるポジションでトレンド相場の流れに乗れると、為替差益とスワップ収益の両方を狙えます。



為替差益とスワップ収益の両方が狙えるなら、一番オススメなんじゃないの?



豪ドル/円は、為替差益とスワップ利益の両方が狙いやすい通貨だよ。
でも、ボラティリティが大きいから損失リスクも大きいんだ…
最重要!自動売買ツールの選び方


FX自動売買で安定して利益を狙いたいなら、ツール選びがすべてと言っても過言ではありません。
ここでは、初心者が安心してスタートするためにおさえておきたい「5つの選び方のポイント」を紹介します。
- 国内FX会社の無料ツールを使用する
- 少額から試してみる
- 取引コストを比較する
- スマホアプリが使いやすいツールを選ぶ
- 公開された実績通りに稼げるとは限らない



これらのポイントを押さえて選べば、安心して自動売買が始められますよ!
国内FX会社の無料ツールを使用する
FX初心者は、まず国内FX会社が提供する無料の自動売買ツールから始めるのがおすすめです。
無料で利用できるうえに、金融庁に登録されたFX会社が提供しているため、安全性やサポート体制がしっかりしているからです。
【無料ツールを利用するメリット】
- 初期費用がかからない
- 複数のツールを試せる
- ツール選びに失敗してもやり直しやすい
たとえば、松井証券の自動売買ツールや外為オンラインのiサイクル2注文は、無料ツールの代表格です。
初心者でも扱いやすく、公式サイトで使い方もわかりやすく解説されています。



無料ツールなのに信頼性が高いって最高だね!



いろいろ試しても無料だから、自分に合ったツールを探しやすいよね!
少額から試してみる
自動売買ツールを実際に使い始める時は、必ず「少額」から試してみるのが非常に重要です。
ツールの説明や過去の実績データだけでは、ツールが本当に自分に合っているのか、実際の相場でどのような動きをするのかなど分からないからです。
【少額から試すメリット】
- システムの動きを相場でチェックできる
- 実際の相場で経験を積める
- 失敗しても損失が小さいのでやり直せる
松井証券は1通貨から自動売買の取引がスタートできます。
豪ドル/NZドルを一般的な注文設定で取引しても、1通貨なら1,000円あれば取引可能です。
豪ドル/NZドルを注文した時の必要資金はこちら
【豪ドル/NZドルを注文した時の必要資金】
取引通貨量 | 必要な資金 | 準備したい 目安の資金 |
---|---|---|
1通貨 | 266円 | 1,000円 |
10通貨 | 2,660円 | 1万円 |
100通貨 | 26,600円 | 10万円 |
1000通貨 | 266,000円 | 100万円 |



1,000円だったらお小遣いから始められるから、お試しもやりやすいね!



絶対に稼げる自動売買はないから、最初は少ない資金で試してみるのが成功のカギだね!
取引コストを比較する
自動売買ツールを選ぶ時は、スプレッドや取引手数料など取引コストを必ず比較しましょう。
スプレッドとは
スプレッドとは、FX取引における通貨ペアの「買値(Ask)」と「売値(Bid)」の差額のことです。
FX取引では、スプレッドが実質的な取引コストになります。
スプレッドは、狭いほど取引にかかるコストを抑えられるので、利益を最大化できます。
特に高頻度で取引するシステムほど、コストの影響が大きくなり、利益を圧迫してしまいます。
【豪ドル/NZドルで1か月100回取引した時の年間コスト比較】
豪ドル/NZドルを1か月に100回取引した時、松井証券と外為オンラインでは年間の手数料は、13万4,400円の差になります。



同じ通貨ペアを取引してるのに、13万4,400円も手数料に取られちゃうんだね…



スプレッドは1通貨ごと、取引手数料は1回毎にかかっちゃうからね…
コストはしっかり比較して選ばないといけないね!
スマホアプリが使いやすいツールを選ぶ
FX自動売買では、スマホアプリの使いやすさも重要な選定基準です。
外出先でも簡単に状況を確認できるかどうかが、ストレスなく運用できるかどうかを左右します。
【使いやすいスマホアプリの特徴】
- チャートやポジション状況が一目でわかる
- 重要な通知がプッシュで届く
- 簡単に設定変更ができる
- 動作が軽快でストレスがない
スマホアプリが使いやすいと、パソコンがなくても自動売買の設定ができます。
仕事が忙しくても、いつでもどこでもスキマ時間に、自動売買の状況をスマホでチェックできるので時間を効率よく使えます。



パソコンがなくても設定できると、挑戦するハードルが下がるよね!



詳しく相場分析するならパソコンのほうが便利だよ。
スマホアプリなら通知機能もあるから、相場が急変しても対応しやすいね!
公開された実績通りに稼げるとは限らない
FX自動売買では、公開された実績通りに稼げるとは限りません。
なぜなら、市場の環境は常に変化しており、未来の相場が過去と全く同じように動く保証はどこにもないからです。
【公開された実績を見極めるポイント】
- どの期間のバックテストか
- 運用している通貨ペアは何か
- 実際の取引記録なのか、デモ運用なのか
外為オンラインでは、1年に2回上半期と下半期に分けてiサイクル2取引の実績データを公開しています。
しかし、公開データ通りの実績が得られるかどうかは、相場次第であり、冷静に実績データを分析する必要があります。



根が正直だから、公開されているデータを全部信じちゃうところだったよ…
選び方は分かったけど、実際どんな自動売買ツールがあるの?
【徹底比較】国内の主要FX会社が提供する自動売買ツール


国内の主要FX会社が提供する自動売買ツールには、それぞれ特徴や強みがあります。
ここでは、8つの無料ツールについて比較してみましょう。
【国内FX会社が提供する無料ツールの比較表】
たとえば、少ない資金でお試ししたいのであれば、1通貨から取引できる松井証券がでピッタリです。
また、外為オンラインやアイネット証券ではデモ機能があるため、損失ゼロで練習できます。



どのツールも特徴があって、どれを選べばいいか分かんないや…
おすすめのツールとかはないの?



初心者はツールがたくさんあると選べないよね…
無料ツールの中からおすすめの3つを紹介するね!
FX自動売買におすすめの無料ツール3選
ここでは、数ある無料ツールの中から、特にFX自動売買の初心者におすすめしたいツールを3つ厳選しました。
操作のしやすさ、機能性、サポート体制など、初心者が安心して使える基準で選んでいます。



3つの中でも迷ったら、1通貨から始められる松井証券で始めてみましょう!
100円から簡単スタート!初心者に最適なリピート型自動売買なら松井証券
- 業界唯一1通貨100円から自動売買できるので初心者でも安心!
- 各種取引手数料0円でコストを気にせず取引できる!
- スマホで簡単に設定ができるからパソコンがなくても取引可能!
- 平日7:00〜24:00の有人チャットで取引環境をサポート!
オススメ通貨ペアの設定例
【松井証券で運用している自動売買の設定】
- 売りの設定
- ①レンジ幅:1.1480〜1.1050
- ②レンジ幅:1.1100〜1.0690
- 買いの設定
- ①レンジ幅:1.0830〜1.0400
- ②レンジ幅:1.0450〜1.0020
豪ドル/NZドルは、1.0760付近を中央ラインとして考え、売りと買いを仕掛けるハーフ&ハーフ戦略を使っています。
売りの設定
【①レンジ幅:1.1480〜1.1050】


【②レンジ幅:1.1100〜1.0690】


買いの設定
【①レンジ幅:1.0830〜1.0400】


【②レンジ幅:1.0450〜1.0020】


松井証券FXでは、少額取引とリピート系自動売買を駆使して、初心者でも安心して「毎月のお小遣いプラス」を実現する取引環境を提供してくれます。
【松井証券の自動売買がおすすめな人】
- 取引スキルや専門知識がなくて取引が不安な人
- 忙しくて取引にかける時間がない
- 勝ち負けに一喜一憂して冷静な取引ができない人
初心者でもシンプルな取引ツールを使って、自動売買で資産をコツコツ積み上げられます。
【利益率93.75%】外為オンラインの「iサイクル2取引」で24時間おまかせ運用
スペック | 詳 細 |
---|---|
最小取引単位 | 1000通貨 miniコース |
スプレッド | 豪ドル/NZドル 1pips |
通貨ペア数 | 26通貨 |
取引手数料 | 片道20円 |
スマホアプリ | |
デモ取引 | |
キャッシュバック | 最大150,000円 |
公式HP | 無料口座開設 |
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スペック | 詳 細 |
---|---|
最小取引単位 | 1000通貨 |
スプレッド | 豪ドル/NZドル 6.0pips |
通貨ペア数 | 21通貨 |
取引手数料 | 無料 |
スマホアプリ | |
デモ取引 | |
キャッシュバック | 最大30,000円 |
公式HP | 無料口座開設 |
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しかも、通常の両建てと違い、半分の証拠金で運用できるので、初心者が始めるには最適です!



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【7STEP】FX自動売買で生活をするための安全な始め方ロードマップ


FX自動売買で生活するには、いきなり大金を投入するのではなく、段階的なアプローチが不可欠です。
ここでは、7つのステップに分けて安全に始めるロードマップを解説します。
- 目標設定とリスク許容度の確認
- 松井証券で口座開設と学習コンテンツの活用開始
- 1通貨で自動売買をスタート!実践と学習の両立
- 【2〜3か月】1通貨運用での評価と知識定着
- 今後の方向性を判断
- 段階的な本格運用への移行
- 継続的な学習・改善とリスク管理による「生活」への挑戦



初心者が失敗しやすいポイントを避けつつ、確実にスキルを積み上げられますよ!
目標設定とリスク許容度の確認
FX自動売買で生活するには、明確な目標設定とリスク許容度の把握が欠かせません。
【目標設定と許容できる損失額の決定】
- 1か月に必要な生活資金
- 固定費など必要な支出を合計し決定
- 許容できる損失額
- 少額で運用しながら許容できる損失額を見つける
たとえば、FXは収益が安定しないため、毎月20万円の生活費が必要な場合は、年間240万円の収益目標を立てます。
また、リスク許容度は、自分自身が納得できる損失許容ラインを個別に設定するのが最も重要です。



実際にお金の動きを経験しながら許容できる損失額を見つけていきましょう。
松井証券で口座開設と学習コンテンツの活用開始
1通貨で自動売買をスタート!実践と学習の両立
口座開設が完了したら、1通貨で自動売買をスタートします。
通貨ペアは、松井証券のリピート注文と相性がピッタリの「豪ドル/NZドル」がおすすめです。
【松井証券で運用している自動売買の設定例】
- 売りの設定
- ①レンジ幅:1.1480〜1.1050
- ②レンジ幅:1.1100〜1.0690
- 買いの設定
- ①レンジ幅:1.0830〜1.0400
- ②レンジ幅:1.0450〜1.0020
【売りの設定①レンジ幅:1.1480〜1.1050】


【売りの設定②レンジ幅:1.1100〜1.0690】


【買いの設定①レンジ幅:1.0830〜1.0400】


【買いの設定②レンジ幅:1.0450〜1.0020】


この設定は、買いと売りを分けて設定するハーフ&ハーフ戦略で、必要な証拠金は395.7円です。



自動売買の設定が終わったら、マネーサテライトでFXについて学習しましょう。
最初は毎日、運用状況をチェックして資金の動きを確認するのがおすすめです!
【2〜3か月】1通貨運用での評価と知識定着
1通貨での自動売買をスタートしたら、すぐに結果を求めるのではなく、2〜3か月程度じっくりと運用をしながら、FXについて学びましょう。
期間中の運用成績や、FX自動売買に対する理解度を客観的に評価するのが大切です。
【行動するポイント】
- 自動売買のパフォーマンスを確認
- 含み損の増え方と感情の動き知る
- FXの学習と実践で知識を定着させる
- 主要な経済指標時の相場の動きを知る
重要なのは、「含み損が出ている時の自分の感情」と、「経済指標などで相場が予期せぬ方向に大きく動く現状を知る」ことです。



含み損が大きくなってきた時に冷静に相場を見ていられるのか、客観的に判断してみようね!
今後の方向性を判断
2〜3か月の実践を経て、自動売買で生活できる可能性を冷静に判断します。
評価基準は、次のようなポイントが重要です。
【今後の方向性を判断するポイント】
- システムが安定して利益を出せているか
- 含み損が大きくなったときも冷静だったか
- 取引量や資金を増やしても運用していく自身があるか
- 経済指標など相場が動く理由が分かるか
3か月に期間で心配や不安に感じる部分があれば、1通貨の運用を継続してもOKです。



慌てる必要はないんだよ。
自動売買で生活するかどうか決めるための重要な分岐点だから、しっかり今後の方針を考えましょう!
段階的な本格運用への移行
自分に合っていると判断できたら、段階的に取引量や資金を増やし、本格的な運用に進めていきましょう。
いきなり取引量を増やすのではなく、10通貨、100通貨と資金に応じて、1〜2か月かけて徐々に増やしていくのが安全です。
【段階的に運用するメリット】
- いきなり大きな資金を使わずに運用できる
- 相場の急変動による大損を回避できる
- 取引量を増やした時の感情の変化を確認できる
- 合わないと感じた時に引き返せる
たとえば、取引量を1通貨から10通貨に増やすと、必要な証拠金は5,000円程度、利益も含み損も10倍になります。



含み損も10倍になると、ちょっとドキドキしちゃうかもしれないなあ…



10通貨なら失敗しても、生活が破綻するような損失にはならないから慌てなくていいよ。
取引量を増やした時にどんな風に感情が変化するか確認できればいいんだよ。
継続的な学習・改善とリスク管理による「生活」への挑戦
本格的な運用に入ったら、次は「FX自動売買で生活する」ために、継続と改善に取り組みましょう。
安定した利益を狙うには、定期的な運用の見直しと学習の継続、損失リスクの管理が重要です。
【FX自動売買で生活費を稼ぐポイント】
- 常にリスク管理を徹底し、感情に左右されない運用を心がける
- 定期的に運用を見直し、相場に合わせてカスタマイズする
- 損切りラインを設定し、損失リスクをコントロールする
- 経済や金融関連のニュースをチェックする習慣をつける
- FXの学習を継続し、知識をアップデートする
FX自動売買で生活費を稼ぐとなると、運用する資金が大きくなり、今まで段階的に学んできた知識と経験が役に立ちます。
生活費までの収益がなくても、副業レベルでもお小遣いレベルでも安定した利益が得られるようになると生活の満足度が向上します。



毎月5,000円稼げると飲み会に行けるから、まずは5,000円を目標に頑張ってみようかな!



FX自動売買で利益を狙うのも、地道な努力が必要なんだよ。
「継続的な学習・改善・リスク管理」で自動売買に挑戦してみましょう!
FX自動売買で利益を狙う時の注意点


FX自動売買で安定した利益を上げるには、いくつかの重要な注意点を守る必要があります。
特にリスク管理を徹底するのが、長期で成功するためのカギとなります。
- レバレッジは3倍以下に抑える
- 余剰資金で運用する
- 証拠金維持率が100%を下回らないようにする
- 必ず損切りラインを設定する



これらの注意点を押さえて、大きな損失を防ぎつつ着実に利益を積み上げていきましょう。
レバレッジは3倍以下に抑える
FX自動売買では、レバレッジを3倍以下に抑えるのが安全な運用の第一歩です。
レバレッジをかけすぎると、小さな相場変動でも大きな損失が出る可能性があるからです。
【レバレッジを3倍以下に抑えるメリット】
- 大きな損失になりにくい
- 強制ロスカットの危険性が下がる
- 長期的な視点で運用しやすい
- 精神的に落ち着いて取引できる
FX自動売買では、一時的に含み損を抱えてしまうのはよくあるパターンです。
レバレッジを3倍以下に抑えていれば、含み損が大きくなり過ぎず、ロスカットの危険性が低くなります。



自動売買で安定した運用を目指すなら、レバレッジを3倍以下に抑えて利益を狙いましょう!
余剰資金で運用する
FX自動売買は、生活に支障のない「余剰資金」で運用するのが基本です。
最終的に、「FX自動売買で生計を立てる」のが目標であっても、最初は余剰資金でスタートすると本当にFX自動売買だけで生活できるのか冷静に判断できます。
【余剰資金で運用するメリット】
- 精神的に落ち着いて運用できる
- 日常生活を維持できる
- 冷静に状況判断ができる
- 長期的な視点で運用できる
- 失敗しても「学び」として次に生かせる
たとえば、ボーナスのうち10万円を運用資金として、少額から利用できる松井証券で自動売買を始めます。
実際に運用して自分に合っていると思えば、次のボーナスで10万円追加して取引量を増やしてみたり、心配事が多ければ次のボーナスまで様子を見たりします。



確かに、まず試してみないと自分に合っているのか分からないよね。
最初から生活費を稼ごうと挑戦するのはちょっと無謀だね…



自動売買でも安定した収益を狙うには知識や経験が必要なんだよ。
最初は余剰資金で始めて、試してみるのがいいスタンスだね!
証拠金維持率が100%を下回らないようにする
自動売買では、証拠金維持率は100%を下回らないように注意しましょう。
証拠金維持率とは、取引を続けるために必要な「資金の余裕度」を示す指標です。
この維持率が一定のラインを下回ると、追加証拠金の請求や強制ロスカットが行われる場合があります。
【証拠金維持率を維持するポイント】
- 証拠金維持率に応じて取引量を調整する
- 余剰資金を足して維持率アップ
- レバレッジを3倍以下に抑える
- 証拠金維持率を定期的にチェック
たとえば、松井証券では証拠金維持率が100%を下回ると、追加証拠金が発生します。
追加証拠金が発生すると、相場が回復しても解消されないため、証拠金を追加するか、必要な量のポジションを決済しなければいけません。



安全に運用するために、証拠金維持率を定期的にチェックしてくださいね!
必ず損切りラインを設定する
FX自動売買を始める前には、必ず損切りラインを設定しましょう。
24時間休まず相場を監視してくれますが、相場の急変により一晩で大きな含み損を抱えるケースもあります。
【損切りラインを設定するメリット】
- 相場急変時に予想外の損失を防げる
- システムと相場が合わなくなった時の防衛ラインになる
- 次の取引のための資金を守れる
たとえば、自動売買で人気の豪ドル/NZドルは、2014年以降1.000〜1.150の範囲でレンジを形成しています。
しかし、レンジ上限1.150を突破すると設定している戦略から外れるため、1.160など相場のブレを踏まえて損切りラインを設定します。



自動売買は決めたルール通りに動いてくれるから、損切りも決めておかないといけないんだね!
よし、注意点も分かったし、自動売買で利益を狙うぞ!



自動売買で利益が出た時にもう1つ大事なポイントがあるんだ。
次に解説する税金について必ず押さえておいてくださいね!
忘れないで!FX自動売買の利益にかかる税金と確定申告


FX自動売買で得た利益には税金がかかることを忘れてはいけません。
たとえ自動売買でも、利益が出れば確定申告が必要になります。
【この章で分かること】
- 利益にかかる税金
- 節税対策
- 確定申告の流れ



税金と確定申告についても、しっかりと知識を身につけておきましょう。
利益にかかる税金
FXで得た利益には「申告分離課税」が適用され、税率は一律20.315%です。
申告分離課税は、ほかの収入とは切り離して課税されるため、FX自動売買でどれだけ稼いでも税率は20.315%になります。
【FXの利益にかかる税金】
- 課税対象の期間
- 1月1〜12月31日
- 税率
- 20.315%
- 損益通算ができる
- 繰越控除は3年まで可能
- 課税対象は確定利益のみ
たとえば、年間で10万円の利益が出た場合、2万315円の税金がかかります。
もし、5万円の損失が出ていた場合、利益と相殺できるため、利益は5万円で税金は1万157円です。
課税されるのは、確定した利益のみなので、含み益の場合は課税対象になりません。



FX会社が作ってくれる「年間損益報告書」や「年間取引報告書」を見ると損益の合計が分かるよ。


節税対策
FX自動売買は、「損益通算」と「繰越控除」、「必要経費の計上」で節税対策ができます。
節税対策をすると、利益から損失や経費を差し引けるため、課税対象となる利益が小さくなり、支払う税金を減らせます。
【節税対策のポイント】
- 損益通算
- 同じ年に他の「先物取引に係る雑所得等」に分類される金融商品の取引で損失が出ていた場合、FX自動売買で得た利益と損失を相殺できる
- 損失の繰越控除
- FX自動売買の年間の損益が、損失の場合、確定申告を行っておくと損失額を翌年以降、最大3年間にわたって繰り越すことができる
- 繰り越した損失は、翌年以降にFXなどで利益が出た場合、利益から差し引ける
- 必要経費の計上
- FX自動売買を行うために直接かかった費用を「必要経費」として、年間の利益から差し引くことができる。
- FXに関するセミナーや勉強会の参加費、関連書籍の購入代金などが経費として認められる場合がある
たとえば、2023年にFX自動売買で10万円の損失が合った場合、確定申告しておけば2026年まで損失の繰越控除ができます。
2024年に10万円の利益が出たとしても、2023年の損失と相殺されるので税金がかかりません。



将来の税金を減らすためにも、確定申告は大事なんだね!
でも、確定申告ってどうするの?
確定申告の流れ
FXの年間損益がプラスの場合、原則、確定申告が必要ですが、下記フローチャートのように不要な場合もあります。


確定申告の期間は、基本的に毎年2月16日~3月15日でスマホを使ったスマホ申告が便利です。
【確定申告の流れ】
- 事前準備をする
- スマホに「マイナポータル」アプリをインストール
- FX会社から発行された「年間損益報告書」など必要な書類を準備
- マイナンバーカードと登録しているパスワード
- 確定申告書作成コーナーへスマホでアクセス
- スマホで申告を選択
- マイナンバーカードで本人認証を行う
- 収入や所得を入力
- 給与所得などがある場合は源泉徴収票をもとに入力
- 年間損益報告書をもとにFXの利益を入力
- 各種控除を入力する
- 入力内容の確認と電子証明を行う
- 申告データを送信する
- 所得税と住民税を支払う



手続きの方法が難しいよ…
もっとわかりやすく教えてくれないかな?



どうしても分からない時は、所轄の税務署に相談するとわかりやすく教えてくれるよ。
解説動画も紹介するから、時間的に余裕を持って確定申告してね!
まとめ 「自動売買で生活」への道は副業から!無料ツールで今日から体験
FX自動売買だけで生活するのは、安定した収益を確保するハードルが高く、現実的にかなり難しいです。
どうしても挑戦してみたいなら、少額から自動売買を始めて実際に得られる利益を知り、自分に合っている投資スタイルかどうか見極めるのが重要です。



失敗しても生活が破綻しないように、ロードマップを活用して始めてみましょう。
最後にこの記事のおさらいです。
- FX自動売買で生活するのは、現実的にはハードルが高く難しい
- 年利15.5%の実績があっても、20万円稼ぐのに1,500万円以上の資金が必要
- ロードマップを活用し、損失リスクを押さえて自動売買で利益を狙う
- レバレッジは3倍以下に抑えて、長期目線で運用するのが成功のカギ
FX自動売買は、1通貨から始められる松井証券を使うとお小遣いのレベルでチャレンジできます。
まずはお小遣いアップができるか挑戦しながら、自動売買の戦略や経験を積み上げていきましょう。



FX自動売買で生活できるくらいのレベルまで、コツコツ頑張って資金と経験を積み上げるよ!



遠回りかもしれないけれど、1番安全な方法だね。
確定申告と節税対策も忘れずにやっていきましょう!
FX自動売買に関するよくあるQ&A
- FX自動売買だけで生活できますか?
-
FX自動売買だけで生活費をすべて稼ぐのは、現実的にかなりハードルが高いです。
- FXの自動売買だけで生活するにはいくら資金が必要ですか?
-
2024年の実績である年利15.5%を基準とした場合、毎月20万円を稼ぐには1,548万3,870円の運用資金が必要になります。
- 自動売買で大損する人の特徴はありますか?
-
大損するに共通する行動パターンには、資金が少ないのに高レバレッジで運用したり、詐欺的なツールに騙されたりするなどの共通点があります。